江戸川区内に所在している住宅を高齢者が生活しやすいようにするためにバリアフリー化するリフォームをする場合、一定の条件を満たすと自治体から助成金が出るケースがあります。助成金の対象となるのは江戸川区在住で要介護認定の度合いにおいて要支援か要介護になっているのが条件で、居室やトイレ、浴室などに手すりを設置したり廊下にある段差をなくしたりするなどのリフォームに適用されます。この助成金の上限は200万円で、助成割合が8割から10割までの範囲で行われます。この他にも省エネリフォームや耐震補強についても助成金が設けられており、このうち省エネリフォームについては太陽光発電だけでなく、耐熱ガラスや屋根及び外壁の断熱工事などについても対象となっているのが特徴です。

耐震補強は近年になって相次いでいる巨大地震の影響で住宅の耐震への関心が高まっていることを背景にして、国や自治体が老朽化した住宅が倒壊する危険を懸念して安全性を確保するために助成金制度を設ける例が増えてきています。江戸川区においては専門的な知識を有した耐震アドバイザーを無料で派遣し、住民の相談に応じるという施策を講じています。江戸川区における耐震補強の助成金の対象条件は昭和56年以前に着工された江戸川区内に所在する建物で、木造住宅であれば100万円から150万円の限度で助成金を受けることができます。また3階建て以上の分譲マンションも助成金の対象となっており、改修工事にかかった費用の2分の1から3分の2の助成率で自治体が負担する仕組みとなっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です