キッチンリフォームを行うときには、デザインの選択も大切なポイントになると考えられます。10年ほど前まではL型のキッチンや、クローズドキッチンのI型のものが主流となっていましたが、現在では対面型のキッチンやオープンキッチンが人気の高いものとなっています。I型キッチンは日本国内で最も普及しているキッチンのデザインで、スタンダードなタイプと考えることができます。I型キッチンでは調理を行う際の動線が短くなりますので、短時間での調理がしやすいタイプのキッチンとなりますし、シンクコンロや冷蔵庫までの移動距離も短くなるデザインと言えますので、使いやすさも大きなメリットとなります。

L型キッチンはI型の次に普及しているキッチンのデザインで、ガスレンジが直角に折れて設置されているタイプのものが多いです。体を回すだけでシンクやコンロの間を移動できるメリットがあり、調理を効率的に進めることができます。L型キッチンではレイアウト上の自由度が低いために、個性の出しにくいキッチンと考えられますので、キッチンリフォームの際に個性を出したいときには不向きな種類と言えます。キッチンリフォームで最近人気のある対面型キッチンは、キッチンの場所からダイニングが見えるようになっているために、家族とのコミュニケーションを取りやすいデザインとなります。

家族と会話を楽しみながら調理を進められる点が大きな魅力で、調理台やガスコンロは壁に面している設計です。オープン型キッチンはアイランドキッチンとも呼ばれている種類のもので、調理台やシンクが壁から独立している設計となります。対面型キッチンよりもさらに開放感を得られるキッチンで、キッチンリフォームによってダイニングとリビングの垣根を取ってしまいたいと考えているときには、この種類のものを選ぶことでオープンなデザインの部屋を実現することが可能です。

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